家守綺譚~iemori kitan~

「家守綺譚」
(著)梨木香歩

この本は、家の近くのカレーをやってるお店に一人で行った時に店員さんがおすすめしてくれました。
その方は、見た目はR-指定っぽい感じで、
最近読書にハマってるとお話したら、
その方も本を読むと聞いて、外見に反していてびっくりしました。(失礼な話ですみません、。)
一人だったので、お話してくれて嬉しかったです。
またあのお店いってカレー食べたいです。

その方曰く、ゆうれいみたいな話だけど、怖くはないっと言っていて、すごく気になったので、
BOOK OFFに探しにいったらあったので、即買いして読みました。

各章が、「サルスベリ」や
「ドクダミ」だったりで全て植物の名前で、
農学部の私には惹かれるものがありました。

※ネタバレ 注意※

主人公は、作家の走りだてで衣食住も結構ギリギリの人。
ある日、学生時代にボート事故で亡くなった友人の実家を、
その友人両親が家を開けるので、家を守ってほしいと言われ、
タダで譲りうけて住む感じになった。

家には、湖の絵が書いてある掛け軸があって、その湖の絵から時々に友人が現れる。
最初は、少しビビっていたが、毎回のことで、主人公もなれていく。
(これが、ゆうれいっぽいのかと私は察しました)
友人と主人公の会話も普通の日常会話すぎてほんわかする。

犬のゴローを飼うことになり、ゴローがいい感じにいろいろ助けてくれたりもする。
ゴローは、カッパとカップルになって、山を守ったりと超才子。

摩訶不思議だけど、違和感なく読めるし、おもしろい。
言葉は昔っぽいけど、まだ読みやすくて、古文嫌いなわたしでも読めた!

この本はちっさくて、超薄くて荷物にならないので、持ち運びも便利。
また旅行とか移動中とかに読みたい。

投稿者:

kin29man

農学部卒の7年目エンジニアです👩‍💻 PHPとGASが好きです!

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