ラズパイにOSMCを入れてYouTubeを見る、そしてiPhoneから遠隔操作する!

PS3の調子が悪くても、chromecastなんて買わなくても、PCをつながなくても、テレビでYouTubeが見れるんです!
(そのほかにもSoundCloud/AmazonPrime/DAZN…すごい数のサービス有)
そして、テレビのリモコンでも操作できる(※REGZA LINK使用)し、iPhoneでも操作できる!
ラズパイがあれば!!!ラズパイってやっぱすごいなって思いました。

 

 

今回使うものが、

\ OSMC (Open Source Media Center) /

今回は、一般的なRaspbianOSイメージを使わず、OSMC専用イメージを使いました。
(apt-getでの導入も可能らしいです、重すぎて私は断念しました…)

 

kodiなのかosmcなのか、よくわからんくってググるの大変でした。
– ラズパイにいれるOSのイメージ   :OSMC_TGT_rbp1_20190623.img
– 遠隔操作(リモコン)用のアプリ名 :Official Kodi Remote
ですもん…

あ、よく見ればちゃんと書いてました。

https://osmc.tv/about/より
>OSMC (Open Source Media Center) is a free and open source media player based >on Linux. Founded in 2014, OSMC lets you play back media from your local >network, attached storage and the Internet. OSMC is the leading media center in >terms of feature set and community and is based on the Kodi project.

(ざっくり感覚英訳)
OSMCとは、「Open Source Media Center」の略で、
無料のオープンソースメディアプレーヤーだよ、Linuxをベースに作っているよ!
2014年設立、….. OSMCは、….Kodiプロジェクトをベースに作ってるよ!

 

 

使ったもの

– ラズパイ1
– SDカード(16GB)
– キーボード  ←初期設定時のみ必須
– マウス   ←キーボードがあればいらないかも
– HDMI
– デスクトップ(テレビでもできます〜)
– 電源アダプター
– 無線LAN(USBポートでさせるタイプ)

作り方

1.SDカードにOSMCのイメージを入れる

書き込む前にフォーマットする必要があります。
(前回の記事の「1-2. SDにRaspbian(OS)を焼く」を参考にしてください。)

OSMCのイメージがあるところ:https://osmc.tv/download/
(windows/mac用もあります)

 

2. ラズパイにSDカードを差し込んで起動→初期設定

起動すると初回設定画面が出てきます。
ネットワーク設定(Wi-Fi)や、言語設定、TimeZone設定を行います。
初期設定での操作に、マウスとキーボードを使いました。
私は、タイムゾーンはAsia,Tokyoにしましたが、言語設定はEnglish(US)にしました。[理由:かっこいいから]

!!!ポイント!!!
– 日本語の文字化けを直すために、
settings > Interface > Skin より、 Fonts を 「Arial based」にする。
– wifiの接続に成功すると、3. iPhoneをリモコンにするで使うIPが表示されます。
– Setting > Service > Controlより以下の許可を設定する。
Web Server > Allow remote control via HTTP
Application Control > Allow remote control from applications on other systems
↑これをしないと、3. iPhoneをリモコンにするができません。

 

3. iPhoneをリモコンにする

iPhoneで遠隔操作をするために、アプリ「Official Kodi Remote」を使用します。
(Android用もあるらしいです。)

iPhoneのwifi接続を、2で設定したwifiと同じものにしてください。

アプリ「Official Kodi Remote」を開き、
REMOTE CONTROL > Add Hostより、
wifi接続で成功した際でてくるIP(portは80)を入力し、Find Kodiを押下してください。
初期設定で特に設定しなければ、usernameとpasswordは空白でも繋がります。
KodiRemoteの設定画面 

 

4. Video-add-onよりYoutubeを追加

Settings > Add-on browser > install from repository > Video add-onsより、
Youtubeをインストールします。

ここを見ると、多種多様のサービスが導入できることがわかります。
こんなにいっぱいあるの?ってめちゃ夢広がった瞬間でした。

インストールが終わったら、Video > Video add-ons に Youtubeが増えています。
Youtube > Searchとか適当に選ぶと、二段階認証必要ですみたいなアラートが出てくるので、それに従います。
二回コードを入力し終わると、Youtubeが見れるようになります!(Googleアカウントが必要です。)
ラズパイでYouTubeを見る

 

 

メモ

– OSMCのUIがちょっとわかりにくい、特に設定関係の
有効の場合□が明るくなる、無効の場合□が暗い部分とか

– キーボード操作の場合、戻るボタン = エスケープ()
– 初回は音量が小さいので、iPhoneのリモコンから音量あげないと音声が聞こえない

 

 

参考サイト(とっても感謝しています!)

 

 

感想

もうこのラズパイあれば、ほぼAmazonPrime見るためにしか使ってないPS3売っちゃてもいいんじゃないかなって気持ちになりました。

ラズパイってほんとなんでもできますねえ、すごい。

 

 



初めてのラズパイ~キーボード,マウスなくたってssh接続でどうにかする編~

先週、オープンソースカンファレンス名古屋にいってきました!

そこで、なんとラズパイをいただきました!!

ただ、、、後で知ったんですが学生限定だったらしく…ごめんなさい!

 

っということで、早速ラズパイ始めようと思い、
ラズパイ知識0の状態から、
ラズパイの導入→ssh接続するまでを書きたいと思います。

参考にしたサイト:
– https://www.d4af.com/post/2017/10/raspberry-pi-headless-setup/
https://blog.bnikka.com/raspberrypi/raspberrypi-install.html
http://masatolan.com/raspberry-pi/raspberry-pi-security/
https://qiita.com/mascii/items/0d1a280ac58ed8f6f999

 

準備

今回使うものリスト
– ラズパイ(多分、Raspberry Pi Type A)
– SDカード(8GB)
– 電源アダプター
– HDMI(画面とラズパイをつなぐ)
– 無線LAN(USBポートでさせるタイプ)
↑ ラズパイ3・ラズパイZeroWでは標準搭載されているらしい。
– Mac(SDカードに焼く& ssh接続用PC)

 

 

1.SDカードにOSとなるraspbianを焼く[Mac]

参考:https://qiita.com/shippokun/items/9070fc58f69d8c063e44

 

1-1. 以下の公式サイトより、Raspbian(OS)をダウンロードします。

私自身、ラズパイて最初からOS入ってるものだと勘違いしていました。
導入するOSの種類を選べるのも面白い!!!
ダウンロードに結構な時間がかかりました。
今回はすっごい時間がかかりましたが、
「Raspbian Buster with desktop and recommended software」
にしました。
https://www.raspberrypi.org/downloads/raspbian/

 

1-2. SDにRaspbian(OS)を焼く

書き込む前にフォーマットする必要があります。
今回は、ターミナルで行います。(ディスクユーティリティよりGUIでも行えます。)

MacにSDカードを差す前の状態

$ diskutil list
/dev/disk0 (internal):
...

/dev/disk1 (synthesized):
...

 

SDカード差し込み後(/dev/disk2が増えている=これがSDカード)

$ diskutil list
/dev/disk0 (internal, physical):
...

/dev/disk1 (synthesized):
...

/dev/disk2 (external, physical):
...

 

SDカードをアンマウントして、データを削除する。
「デバイス名」は、つけたい名前でokです!ただし大文字でないとエラーになったかと思います。
ここでdisk1とか選んじゃうとMacのデータを消しちゃったりするので注意してください。

$ diskutil unMountDisk /dev/disk2
Unmount of all volumes on disk2 was successful
$ diskutil eraseDisk MS-DOS [デバイス名] /dev/disk2

SDカードをアンマウントして、OSイメージをコピーする。

$ diskutil unMountDisk /dev/disk2
$ sudo dd if=/Users/[ユーザ名]/Downloads/[OSイメージ名] of=/dev/rdisk2 bs=1m

 

2. SDカードにssh接続用ファイルを作成[Mac]

デフォルトのままではssh接続が無効なので、有効化させます。

/boot以下にsshという名前の空ファイルを作成するだけ!

$ cd /Volumes/boot
$ touch ssh

 

3. SDカードにWi-Fi設定ファイルを作成[Mac]

デフォルトのままではWi-Fi接続情報がないため、ssh接続もできません。

そこでWi-Fi情報を設定します。

/boot以下にwpa_supplicant.confという名前のファイル作成する。

/boot/wpa_supplicant.conf

country=JP
ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
update_config=1
network={
    ssid="<SSID>"
    psk="<WPA2のPSK>"
    key_mgmt=WPA-PSK
}

 

psk以下は、wifiのパスワードそのままでもいけますが、
セキュリティ的に暗号化したほうがいいので、
http://jorisvr.nl/wpapsk.htmlを使って作成したものを設定したほうがいいそうです。

 

3. ラズパイにSDカードを差して起動[ラズパイ]

アンテナの確認だけなので、キーボード・マウスなくても大丈夫です。

raspi_start_view

 

Wi-Fiがうまく繫ればラズパイデスクトップ上のアンテナがこんな感じになります。

wifi_on

 

ちなみに繋がっていない場合は、こんな感じです。

wifi_off

 

4. ラズパイのMacアドレスとIPを見つける[Mac]

二つの方法があります。

1.ルータの設定画面
2.arp-scanコマンドより

 

1. ルータの設定画面の場合

Buffaloの場合は、http://192.168.11.1/login.htmlでログイン後、
ip_config
詳細設定>LAN>DHCPリースより、
自分がWi-Fiに接続しているMacアドレス以外のものがあればそれだと推測する方法があります。

この画面で手動割り当てにしておくと、
固定IP化されて毎回IP探す必要がなくなって楽です!

 

2. arp-scanコマンドよりの場合

$ sudo arp-scan -l
Password:
Interface: en0, datalink type: EN10MB (Ethernet)
Starting arp-scan 1.9.5 with 256 hosts (https://github.com/royhills/arp-scan)
192.168.11.1	xx:xx:xx:xx:xx:xx	BUFFALO.INC
192.168.11.2	yy:yy:yy:yy:yy:yy	Logitec Corporation

537 packets received by filter, 0 packets dropped by kernel
Ending arp-scan 1.9.5: 256 hosts scanned in 1.858 seconds (137.78 hosts/sec). 3 responded

今回、ラズパイのWi-FiドングルにLogitecを使っていたので、

192.168.11.2だというが想定できます。

 

5. Macからssh接続する[Mac]

4で推定したIPにMacからssh接続します。

ssh pi@192.168.11.2
pi@192.168.11.2's password:

デフォルトのユーザー名: pi
デフォルトのパスワード: raspberry

あとで変更します!

 

6. ssh接続情報を変更する[Mac]

デフォルトのままだとなんか怖いので変更しましょう。

●rootのパスワードを変更する

$ sudo passwd root
新しいパスワード:
新しいパスワードを再入力してください:
passwd: パスワードは正しく更新されました

 

● ポート番号を変更する
5行目くらいにあるポートの設定を変更する

pi@raspberrypi:~ $ sudo vi /etc/ssh/sshd_config
...
# possible, but leave them commented.  Uncommented options override the
# default value.

Port 12345  #多分、元は Port 22

 

● 繋がるか確認する。

$ ssh -p 12345 pi@192.168.11.2
pi@192.168.11.2's password:

感想

Wi-Fiの設定とか初めていじりました!
IP固定化とか、なんかインフラエンジニアっぽいくってかっこいい^^!!

手持ちのレゴでケース適当に作ったけど、適当すぎる。。。
lego_case