GASでGET,POSTを受け取る方法

久々のGASについてです!

個人的に作りたいアプリが浮かんだので、それを作るためにGASを使うことがあったのでおさらいがてら書きます✏️

参照:https://developers.google.com/apps-script/guides/web

やることはたった3つです!!!

  1. GET,POSTを受け取る関数を書く
  2. 公開する
  3. 動作確認してみる

1. GET,POSTを受け取る関数を書く

引数eでクエリストリングなどの詳細も取得できますー🌱
GETメソッドを受け取る場合

function doGet(e) {
  console.log('getされました');
}

POSTメソッドを受け取る場合

function doPost(e) {
  console.log('postされました');
}

2. 公開する

これをしないと、実際にこのGASにアクセスするURLが発行されません💦

  • ファイル > 版を管理…より説明文を適当に書いてバージョンをSave new version→OKします。
    (最初はバージョン1で保存されると思います。)
  • 公開 > ウェブアプリケーションとして導入 より、project versionを↑で保存したバージョンに、
    Execute the app as(アプリの実行方法)、Who has access to the app(アプリにアクセスできるユーザー)を選択し、「更新」を押下します。
  • Current web app URLが発行されます🚀
    このURLにリクエストすることで、1で作った関数が実行されるようになります。

3. 動作確認してみる

Talend API Testerを使って、リクエストしてみます。
「METHOD」を選んで、2で発行されたURLを貼り付けて、「Send」するだけです。
200が返ってきたので、いい感じそうです🍻

GASのログも確認してみましょう👀(表示 > ログ > App Scriptダッシュボード)

まとめ

個人的に、
Execute the app as(アプリの実行方法)、Who has access to the app(アプリにアクセスできるユーザー)の設定どうするかが気になりました。
個人で使うものであれば、「自分だけ(only myself)」がアクセスできて、「自分(me)」が実行でいいかなと思います。

slackコマンドを作ってみた!

どうも、今週は#Webナイト宮崎でLTしてきました!
そのLTの内容を書きます!

にしても、connpassのプロフィールにLTする人の一覧がありますが、
自分のアイコン画像(Facebookの)が高校の時の写真なので
そろそろ変えないとですね

 

本題に入ります!

今回は、heroku(+SendGrid) +  PHP + slack
でslackコマンドを作ってみました。
ソースはこちら→[kin29/slack_command]

 

こんなslackコマンド

slackの投稿エリアにて、

/(設定したcommand) [メール件名]|[メール内容]

と入力し、エンターを押すと、

1. herokuサーバにキックされる。
2. herokuのadd-onであるSendGridから、メールを送信する。
送信先:WordPressメール投稿機能(プラグインPostie)で設定されたメールアドレス
2′. WordPress(ブログ)に記事が下書きの状態で投稿される。
3.メール送信結果を、slackに投稿する、

 

使ったもの

– Slack

– heroku
今回はPHP 7.2.12を使用しました。

– SendGrid…メール機能が使えるherokuのadd-onです。
freeプランがあり、最大12,000通/月送信することができます。
※herokuはデフォルトでメール機能が使えません。

 

作った理由

私はブログを週1は更新する!という目標があります。
そこで、ブログ(kin29.info)のネタを
忘れないうちに、サクッと貯めておきたかったので作りました。

slackで技術的なお話をしてる時や、
レビューの返しなどをもらった時に
「これ使える!」ってネタが思くので、
その時に使いどきかなって思います!

 

作り方

ソースはこちら→[kin29/slack_command]

 

1.heroku経由でSendGridを導入する。

  • herokuダッシュボードよりCreate new appを押下し、
    プロジェクトを作成します。
    プロジェクト名がサブドメインになります。
    イメージ:https://[プロジェクト名].herokuapp.com/
  • herokuダッシュボード > Resources > Add-onsにて、
    「SendGrid」を検索し導入する。
    Starter – Free(送信通数上限12,000通/月)を選択し、
    Provisionを選択。
  • SendGridダッシュボード > 左ナビのSettings > API Keys より
    「Create API Key」を押下する。
    ※API Keyはコピーしておく。

 

2.slack app を新規作成する。

https://api.slack.com/apps より、Create New Appを押下する。

  1. AppName と 導入するSlack Workspaceを選択する。
    ※Verification Tokenをコピーしておく。
  2. Slash Commands の設定
    – Command :設定したいslack コマンド
    – Request URL :commandが投稿された時に実行されるURL
  3. Install Appより、「Install App to Workspace」を押下する。
    → Incoming Webhookが設定されます。
    メール送信結果を投稿するslackチャンネルを選択し、
    投稿をAuthorize(許可)する。
    ※Webhook URL をコピーしておく。

 

3.heroku でデプロイ

    1. コードを書く → [kin29/slack_command]
    2. herokuダッシュボード > Setting > Config Varsより
      環境変数を設定する。
    3. herokuダッシュボード > Deploy よりデプロイする。
      Heroku Git(Githubでもできます。)
      $ git push heroku master  //これでデプロイされます。

 

 

4.Postie(WordPressプラグイン)を導入し、メール投稿設定をする

Postieは、WordPressのプラグインです。
これにより、メール投稿を使って
Wordpressに記事を投稿することができます。

参考:http://nb-style.info/?p=3072

 

!!完成!!

 

最後に

もっともっとslackコマンドつくって、
作業時短化や自動化していきたいです!

curlコマンドのメモ

APIを取得したくて、
curlコマンドをよく使いますが、忘れるので備忘録として書きます。

Curlコマンド

– ■GET

curl -X GET https://example.com/?mode=show

curlコマンドは、
オプション  -X  でHTTPメソッドの指定ができます。
デフォルト(指定なし)はGETらしい。

 

– ■POST

curl -X POST -d "mode=insert" https://example.com/

オプション -d でフォームの送信(-dもしくは–data)をします。

 

– ■PUT

curl -X PUT -d "mode=delete&id=1" https://example.com/

最後に。。。

オプション -v
で詳細をログ出力(-vもしくは–verbose)できます。

curl -v -X POST -d "mode=insert&said=time is money&who=unknown" "https://example.com/"