Heroku + SendGrid → GAS + Gmail に移行したよ

 

2022/11/28にHerokuのフリープランがなくなるので、
Heroku + SendGridで作っていたものを、GAS + Gmailに移行しました。

実際に移行したのは、過去記事にもまとめたSlackコマンドです。

slackコマンドを作ってみた!

Heroku + SendGrid → GAS + Gmail対応のdiff:
https://github.com/kin29/slack2mail/compare/5ead7fc8f0bccd368c99dd5215e507bd78e38887…2e8bb4af713276237cb3c9a03c33d73be8bbc8bc

GASでGmailを送信する

const toAddress = 'to@example.com';
const title = 'メール件名';
const content = 'メール内容';
const options = {
  'from': 'from@example.com',
};
GmailApp.sendEmail(toAddress, title, content, options);

claspを使って、実装済みのGASをcloneする

$ clasp clone [scriptId]

さいごに

もう1つHerokuのフリープランを使って動かしているアプリがあるので、コレも早く対応したいところではあります…

slackコマンドを作ってみた!

どうも、今週は#Webナイト宮崎でLTしてきました!
そのLTの内容を書きます!

にしても、connpassのプロフィールにLTする人の一覧がありますが、
自分のアイコン画像(Facebookの)が高校の時の写真なので
そろそろ変えないとですね

 

本題に入ります!

今回は、heroku(+SendGrid) +  PHP + slack
でslackコマンドを作ってみました。
ソースはこちら→[kin29/slack_command]

 

こんなslackコマンド

slackの投稿エリアにて、

/(設定したcommand) [メール件名]|[メール内容]

と入力し、エンターを押すと、

1. herokuサーバにキックされる。
2. herokuのadd-onであるSendGridから、メールを送信する。
送信先:WordPressメール投稿機能(プラグインPostie)で設定されたメールアドレス
2′. WordPress(ブログ)に記事が下書きの状態で投稿される。
3.メール送信結果を、slackに投稿する、

 

使ったもの

– Slack

– heroku
今回はPHP 7.2.12を使用しました。

– SendGrid…メール機能が使えるherokuのadd-onです。
freeプランがあり、最大12,000通/月送信することができます。
※herokuはデフォルトでメール機能が使えません。

 

作った理由

私はブログを週1は更新する!という目標があります。
そこで、ブログ(kin29.info)のネタを
忘れないうちに、サクッと貯めておきたかったので作りました。

slackで技術的なお話をしてる時や、
レビューの返しなどをもらった時に
「これ使える!」ってネタが思くので、
その時に使いどきかなって思います!

 

作り方

ソースはこちら→[kin29/slack_command]

 

1.heroku経由でSendGridを導入する。

  • herokuダッシュボードよりCreate new appを押下し、
    プロジェクトを作成します。
    プロジェクト名がサブドメインになります。
    イメージ:https://[プロジェクト名].herokuapp.com/
  • herokuダッシュボード > Resources > Add-onsにて、
    「SendGrid」を検索し導入する。
    Starter – Free(送信通数上限12,000通/月)を選択し、
    Provisionを選択。
  • SendGridダッシュボード > 左ナビのSettings > API Keys より
    「Create API Key」を押下する。
    ※API Keyはコピーしておく。

 

2.slack app を新規作成する。

https://api.slack.com/apps より、Create New Appを押下する。

  1. AppName と 導入するSlack Workspaceを選択する。
    ※Verification Tokenをコピーしておく。
  2. Slash Commands の設定
    – Command :設定したいslack コマンド
    – Request URL :commandが投稿された時に実行されるURL
  3. Install Appより、「Install App to Workspace」を押下する。
    → Incoming Webhookが設定されます。
    メール送信結果を投稿するslackチャンネルを選択し、
    投稿をAuthorize(許可)する。
    ※Webhook URL をコピーしておく。

 

3.heroku でデプロイ

    1. コードを書く → [kin29/slack_command]
    2. herokuダッシュボード > Setting > Config Varsより
      環境変数を設定する。
    3. herokuダッシュボード > Deploy よりデプロイする。
      Heroku Git(Githubでもできます。)
      $ git push heroku master  //これでデプロイされます。

 

 

4.Postie(WordPressプラグイン)を導入し、メール投稿設定をする

Postieは、WordPressのプラグインです。
これにより、メール投稿を使って
Wordpressに記事を投稿することができます。

参考:http://nb-style.info/?p=3072

 

!!完成!!

 

最後に

もっともっとslackコマンドつくって、
作業時短化や自動化していきたいです!